オプティアはアップリカのオート4輪搭載の両対面ベビーカーです。オート4輪機能付きですので、対面でも背面でも同じようにタイヤが動くのでスムーズにベビーカーを走らせることができます。快適装備が充実している分、重量があるモデルですので、軽量なB型ベビーカーに買い替えたお客様が使用期間の短いきれいな状態のまま買取依頼に出される方が多いモデルです。
座面下にかなりしっかりしたつくりのスプリングタイプのサスペンションが搭載されていますので、かなり乗り心地に考慮したモデルになります。
新生児クッション類や本体シートのクッション性が高く、幌も大きめです。また、下カゴのスペースも大きく、軽量化をせずに赤ちゃんの快適性を中心に考えられたベビーカーになると思います。
本体シートの生地も重量のあるものが使われていて、最近の軽量モデルとは一線を期すベビーカーです。
約1か月前に発売されたオプティアプレミアムとの違いは、ABの方は姿勢サポートシートという理想的な姿勢をサポートするような本体シートになっていることです。
ベビーカーの買取においては入荷数はかなり少ないモデルになります。また、中古市場での流通量や人気も少なく、重さを気にしない少数派の機能重視のユーザーから支持されている印象です。このベビーカーの買取価格はあまり高くなく、はやりの軽量・高機能モデルに押されているように思います。
良い点
・オート4輪機能で対面で押す時も前輪で方向転換ができますので押しやすいです。
・本体シートとリバーシブルシートが全面メッシュ素材ですので、通気性が良く夏も快適に過ごせると思います。
・ハンドルの角度が変えられますので、押しやすい高さに調節でき、収納時も高さがコンパクトになり便利です。
・下カゴの形状がトレー状になっていますので、ママバッグなどの出し入れがしやすいです。
・本体シートは、数年で使用が終わってしまうのはもったいないくらい丈夫な生地が使われています。
・フレームに日本のメーカーではあまり見かけない色を使用したり、厚手のファブリックを用いるなど、高級なイメージを出しているようです。
気になる点
・軽量化のため幌の素材が薄いので、長い時間日に当たっていると色あせが出やすいです。
・メッシュ素材ということもあり、本体シートの肌当たりが赤ちゃんにはやや固めに感じます。
・7.1㎏と重量がありますので、階段の多い環境などでお子様と同時にベビーカーを持ち運ぶのはやや大変かと思います。
・フレームで支える本体が重いため、長期間使用していると左右に揺すったときに遊びが大きくなってくるように思います。
・後輪キャスターロックの構造についてですが、ロック・解除のストロークが短いため、もう少しストロークが大きい方が操作性が良いように思います。
・全体的に暗いトーンで落ち着きのある印象ですが、明るく軽やかな雰囲気とは程遠いイメージで、好みが分かれるところです。
・高機能なため、お値段が8万円近くととても高価です。
特徴
使用期間:生後1カ月-36カ月(体重15kg以下)
サイズ
開:W517×D870-940×H1010-1040(mm)
閉:W517×D425×H940-1027(mm)
重さ:7.1kg
リクライニング角度:118°-151°
オート4輪
0歳から3歳頃までのびのび、ゆったり座れる「ワイドシート」+「ダブル台形シート」
成長に合わせ理想的な姿勢をサポートする「姿勢サポートシート」
振動をやわらげる強さ、振動を吸収する優しさを融合させたアップリカ独自の「すくすくッション設計」
座面下にもサスペンションを装備
さまざまな刺激から赤ちゃんを守る「マルチプロテクト」
このページは、ベビーカーの買取にてお売りいただいたお品物を元に作成しています。
発売時期順に並んでいますので、ベビーカーの進化の過程をご確認いただけます。